施設長の学び!

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“道具”としての支援者

“道具”としての支援者
 折りたたみ式の万能ナイフ。分厚い柄の部分に、ナイフに加え、ドライバーやヤスリ、栓抜きなど、さまざまな小道具が収納されています。1本持っていれば、いろんなことができそうな気分に。
 ところが、実際に使ってみると、ナイフ以外はほとんど出番がない。分厚い柄が握りにくいため、かえって使い勝手が悪かったりします。

 自分はどうか? 私たちはどうか? …と考えます。
 福祉専門職を“道具”として見た場合、持てる機能を現場で活かせているでしょうか?


 こんなことを考えるようになったのは、ある研修で聞いた、ベテランのスクールソーシャルワーカーさんの話がきっかけ。
 その人は、支援者としての心構えのひとつに、「自分を道具にする」を挙げていました。

 自分を道具にする…自分が身に付けている知識や技術を、実際の支援に活かすということです。

 見方を変えれば、「自分の知識や技術は、支援に総動員すべき」あるいは「知識や技術を身に着ける際、支援での活用を考えておく」とも言えるかも。
 「専門外の知識や技術でも、役立つことは支援に活用する」という解釈もできますね。福祉に関連しない事柄でも、現場で役立つ場合があります。

 自分に何ができるのか、不足していることは何か…それらを把握しつつ、“宝の持ち腐れ”に注意したいものです。

 私の場合、注意する以前に、腐らせるのがもったいない“宝”を身に着けるところから始めなければならないのですが…。

photo credit: CapCase via photo pin cc