施設長の学び!

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『アスペルガー流 人間関係』

『アスペルガー流 人間関係』

 当事者たちは日々、何を考え、何を思っているのか…それを理解するには、当事者の話に耳を傾けるのが一番でしょう。
 とは言え、理解を深めるためには、適切に言語化されていることが前提となりそうですが。

 本書は、アスペルガー症候群(AS)の13人と、ASの家族1人が、自分たちの体験などをつづった文集です。
 自閉症スペクトラムに属し、知的障害を伴わないとされるAS。彼らによる明晰な文章を通して、当事者の内面に触れることができます。

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“自立”を希求した人々

“自立”を希求した人々

 「ここだけしか自分を受け入れてくれるところはないのだ、生きる場所なのだ、と自分にいい聞かせ、それからの日々は、自分の意志を殺して、かわいがられる障害者として、不利益になる立場を避け、自分が正しいと思うことでも逆らうことのできない私になっていったのです。」

 新田勲という故人の言葉です。
 重い脳性麻痺だった新田氏は、1965年に生家を出て、身体障害者更生施設に入所しました。その時の心情ががつづられています。

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福祉を贈与として立ち上げる

福祉を贈与として立ち上げる

 重そうな荷物を担いでいるお年寄り。歩道橋の前で立ち往生している風情です。
 すると、通りかかった若者が、歩道橋の向こうまで荷物を運んでくれました。お年寄りは若者の親切を喜ぶでしょう。お年寄りを手助けできたことに、若者は嬉しさを覚えるでしょう。

 では、お年寄りが歩道橋の脇で、「向こうまで荷物を運んでくれた人には1000円差し上げます」とのプラカードを掲げていたら?
 荷物を運んだ若者に、お年寄りは1000円を支払います。お年寄りは「助かった」と安堵するでしょうが、それは喜びとは別種です。若者は嬉しさを覚えるでしょうが、それは金銭収入に対するものです。

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『働く幸せ』

『働く幸せ』

 障害のある人たちの労働に関わっていると、働くことの意味や意義について考え込んでしまうことがあります。
 私たちは、利用者さんたちは、何のために働くのでしょうか?

 この素朴な疑問に、明快な回答を提示しているのが本書です。
 著者は日本理化学工業の会長。チョークなどを生産する会社で、障害者が社員の約7割を占めることで知られています。

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『枠組み外しの旅』

『枠組み外しの旅』

 障害者福祉の現場にいると、しばしば無力感や諦念にとらわれることがあります。
 支援の努力が実を結ばなかったり、事業計画が規制に阻まれたり…このような時は、見えない“枠”に囲まれている気分になります。

 硬直した状況を打破する“枠組み外し”を提唱しているのが本書。

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