皇帝がたどる寂寞とした運命 『デューン 砂漠の救世主』

 名作SF『デューン 砂の惑星』の続編。

 前作で、予知能力を持つ主人公・ポウルは、惑星アラキスの部族民・フレーメンの長となり、恒星間帝国の皇帝にも就いた。
 結果、星々に“聖戦”という名の大量殺戮をもたらす一方、神格化されて人々の崇拝を集める存在に。望んでいなかった現実に苦悩するポウル。
 そこへ、皇帝打倒を目論む一派が、かつてポウルを守って死んだ忠臣を蘇らせ、宮殿に刺客として送り込む。

 物語自体はダイナミックだけど、実際には会話中心で舞台劇っぽい印象。登場人物たちの言葉は、みんな妙に回りくどくて難解。
 それでも、じっくり読み進むと、主人公がたどる寂寞とした運命が、胸に迫ってきます…。

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