天竺堂の本棚 ~読書は最高の娯楽です~

天竺堂の本棚

アインシュタインとフロイトの往復書簡 『ひとはなぜ戦争をするのか』

アインシュタインとフロイトの往復書簡をまとめた本。  時は1932年、第一次世界大戦は終わったけど、ヨーロッパにナチズムが台頭し始めてるころ。 国際連盟から「もっとも大切と思える命題について、相手を好... 【続きを読む】
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宇宙戦争の輪郭 浮き彫りにする短編集 『航空宇宙軍史・完全版』(二)

谷甲州のSF作品群「航空宇宙軍史シリーズ」の総集編第2巻。短編集2冊の合本。  前巻で開戦時のエピソードが語られた第一次外惑星動乱、その大戦の輪郭を、太陽系各所での大小さまざまな戦いを通して浮き彫りに... 【続きを読む】
ノンフィクション

全国8施設の事例 利点や意義を紹介 『世代間交流施設の挑戦』

高齢者と児童の交流を進めてる福祉施設の事例集。 ひとつの建物に特養と保育園が同居してる例や、保育園児たちが近隣の福祉施設を訪問してる例など、多様な8施設を紹介。  世代間の触れ合いが双方に良い刺激とな... 【続きを読む】
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新たな動乱が迫る 航空宇宙軍史の続編 『コロンビア・ゼロ』

谷甲州による「航空宇宙軍史」シリーズ22年ぶりの新作。 地球-月連合と外惑星連合が激突した第一次外惑星動乱から40年後を描いた、オムニバス短編集。  外惑星連合諸国が敗戦から復興し、戦勝国との摩擦が再... 【続きを読む】
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渋さがクセになる 連作SF戦記 『航空宇宙軍史・完全版』(一)

谷甲州のSF作品群「航空宇宙軍史シリーズ」の総集編。その第1巻は、長編2本がまとめられた、お得な一冊。  人類が太陽系へ進出してる未来世界を舞台にした、連作の戦記モノ。 なんだけど、“スペースオペラ”... 【続きを読む】
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現在の難問に挑む 刺激的な論議 『いま世界の哲学者が考えていること』

現代社会の難題について、哲学方面からのアプローチを紹介した本。  予想を超えて進展する科学技術とか、既存の価値観を揺るがす事件・現象とか、そーゆーモノゴトに直面する時こそ哲学が有効らしい。 なぜなら、... 【続きを読む】
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学校以外の選択肢も 教育制度の改善訴え 『不登校という生き方』

不登校児童らのためのフリースクールを運営してきた著者が、自身の経験から、教育制度の改善を提言してる本。  学校という枠組みに合わせられない子供たちが、拒絶反応を示した結果が不登校。 その対策として行政... 【続きを読む】
その他

構想を具現化 本書自体がお手本に 『なるほどデザイン』

印刷媒体というか2次元媒体向けの、デザインの指南本。  さまざまな“技”を羅列して「こんな効果が出せる」「こんな処理ができる」なんて解説してる本は多い。 けれど本書は、「こんな印象を抱かせたい」「こん... 【続きを読む】
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人生狂う危険性も 教育制度の“真実”  『学歴の経済学』

教育制度の“不都合な真実”が分かりやすく書いてある本。  巷にはびこる「中卒より高卒・高卒より大卒。同じ高校、大学だったら偏差値が高い学校に進学することが将来の豊かさを約束する」という学歴モデルの、現... 【続きを読む】
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