ヒロインの魅力につきる 『ミレニアム2 火と戯れる女』(上・下)

 主役級ヒロイン、リスベット・サランデルの魅力につきる物語(とか言いながら、良い所は他にたくさんあるんですけど)。

 小柄で痩せぎすで無愛想。恰好はトゲトゲしいパンクファッション。20代後半なのにハイティーンにも見える。虚弱そうだけど、実はボクシングの心得があり、修羅場に強い。凄腕のハッカーにして、数理科学も天才的。観察力や洞察力に富み、見た光景を丸ごと記憶する能力がある。馴れ合いを嫌い、他人に心を許すことは少ない。官憲みたいな権威・権力はまったく信用せず、違法も脱法も抵抗はない。“やられたらやり返す”という強い信念と、それを貫徹するガッツがある。自分なりの倫理的規範を持ち、しばしば弱者に優しさを見せる。生い立ちは謎めいていて分からない。

 身近にいたとしても、仲良くできる自信はないし、きっと嫌われるな。
 それでも魅力的なのは、“ツンデレ補正”が利いてるのでしょうか。

 サスペンスフルな事件に巻き込まれ、このリスベットが文字どおりに暴れまくる。
 面白くないはずがなく、一気読みしてしまいました♪

ブログランキング

にほんブログ村 書評・レビューへ
↑ 励みになりますので、よろしければクリックお願いします♪