“占いの書”であり“哲学の書”でもある 『易経』(陽の巻・陰の巻)

 易経は古代中国「四書五経」のひとつ。

 邦訳や解説書などを何冊か読んで、“占いの書”であり“哲学の書”でもあるらしいと分かった。
 後者をふくらませたのが本書。小中学生向けに平易に、でも結構しっかりと書いてある。

 人生のさまざまな様相を64種類に大別してるのが易経で、その中の「乾為天」と「坤為地」を解説。
 乾為天についての「陽の巻」では、合唱団で指揮者に抜擢された主人公を通して、抱いた夢を実現させたい時の対処法を説く。
 坤為地についての「陰の巻」では、野球部でレギュラーになれない主人公を通して、努力しても結果が出ない時の対処法を説く。

 易経それ自体は、謎めいた暗喩や例示が多く、いろんな解釈を許す余地がある。各人各様な事象を網羅するには、その方が都合が良いのかも。
 しかし本書では、物語の中で「こーゆーことです」と具体的に示してる。もちろん解釈は自由だけど、おおむね「そーゆーことか」と納得できます、子供向けだけにw

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