共同プロジェクトとして取り組む  『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと』

 お金を払えば何でも手に入る…訳ではない。

 例えば学力。
 それなりにお金を出せば、学習塾にかよったり、家庭教師を雇ったり、参考書や問題集を入手することはできる。
 けれど、それらに100万円を支払ったからと言って、100万円分の学力が得られるとは限らない。塾をサボったり、家庭教師に従わなかったり、参考書や問題集を開かずにいれば、学力は身に付かない。
 支払う側の“協力”が欠かせないのだ。

 著者によると、取引には「等価な価値を交換する取引」と「両者で共に創出した価値を分け合う共同プロジェクト型の取引」があるそうな。
 学力は後者。病気治療や楽器演奏、フィットネス、結婚披露宴なども「共同プロジェクト型」だろうし、古い建物を改築するリノベーションもそう。

 本書は著者のリノベーション体験記。
 住んでるマンションの自室を、より快適な住まいへとリノベーションする際に得た、さまざまなノウハウがつづられてる。

 合いそうな相手を選び、こちらの希望や事情を伝え、助言や忠告を取り入れつつ、一緒に“理想”の実現を目指す。
 これら一連の過程は、リノベーションだけでなく「共同プロジェクト」すべてに共通する。
 読んでいて気付きの多い一冊でした。

 著者のリノベーション後の部屋にはイマイチ魅力を感じなかったんだけど、個人にカスタマイズされてるから当然かw

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