特有のメンタリティがもたらす害悪 『体育会系』

 日独ハーフの著者による文化評論。

 指導者・先輩への服従を求めたり、周囲への同調・共感を強いたり、組織・集団の都合を優先させたり、根性論や精神論を偏重したり…日本特有の“体育会系”というメンタリティがもたらす害悪を指摘。
 挙げられてる事例の理不尽さや不毛さは、まさに副題「日本を蝕む病」です。

 だけど、個々の事例のどこに“体育会系”がどう影響してるのか、考察がイマイチ浅い感じ。
 良い習俗とは言えないものの、これって“体育会系”とは無関係じゃ…みたいな事例もある。

 日欧の文化に通じてる著者だけど、日本の学校制度にどっぷり浸って“体育会系”に触れた経験は無いのかも。
 頭では理解していても、皮膚感覚が足りないような。

 体育会系でない私が体育会系に覚える気色悪さを、著者にも分かってほしいw

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