夢枕獏

小説

安倍晴明っぽい? 『大江戸火龍改』

 夢枕獏の伝奇シリーズ。 江戸時代の後期、怪異や妖物などに対処する「火龍改」を務める、謎めいた男・遊斎の活躍を描く。  飄々とした遊斎のたたずまいは、どこか安倍晴明に通じるものが。著者... 【続きを読む】
小説

チャンバラもイケる 『ヤマンタカ』

 夢枕獏による、中里介山『大菩薩峠』のリブート作。  主人公は、新選組副長の土方歳三。京都に出立する以前、薬の行商人をしていたころ。 自分の若さを持て余してる歳三が、「音無しの構え」を... 【続きを読む】
マンガ

描き手の“愛情”みなぎる 『闇狩り師 キマイラ天龍変』

 夢枕獏の2大伝奇シリーズ『闇狩り師』『キマイラ』の外伝的マンガ。 青年時代の九十九乱蔵は、台湾でキマイラと闘ったことがある…というエピソードを膨らませた意欲作。  キマイラの... 【続きを読む】
小説

妖術を“智恵子”が撃破 『怪男児』

 夢枕獏の伝奇アクション。 キャラの立ちまくった“濃い”ヒーローが、悪漢や魔人をやっつけるという、シンプルな物語。個人的に大好き。  主人公の大学生・出雲あやめは、名前に似合わず冷蔵庫... 【続きを読む】
小説

濃厚なまま最終決戦へ 『獅子の門 鬼神編』

 夢枕獏の格闘小説、30年かけての完結編。  格闘技に情熱を燃やす青年5人と、それを見守る達人・羽柴彦六の物語…だったんだけど、闇の格闘家・久我重明の存在感が大きくなり、青年たちや彦六... 【続きを読む】
小説

無理矢理なところも含めて爽快 『大江戸恐龍伝』(5)

 夢枕獏の伝奇的冒険時代劇。  恐龍を江戸に連れて来るまでに4巻を費やし、最終巻で大暴れ。 なんだけど、盗賊団の陰謀へ立ち向かう平賀源内にスポットが当たり、せっかくの恐龍が背景にまで後... 【続きを読む】
小説

龍が棲むという島へ 『大江戸恐龍伝』(3、4)

 新鋭船「ゑれき丸」を建造した平賀源内は、杉田玄白らを伴い、龍が棲むという伝説の島を目指して出帆。 謎を解き、大嵐を越えて、目的地にたどり着く。  史実や史跡を基にした物語に、インファ... 【続きを読む】
小説

冒頭シーンは肥後の御船村 『大江戸恐龍伝』(1、2)

 夢枕獏の伝奇時代劇。主人公は平賀源内。  南海にあるらしい、龍(恐竜?)と黄金が眠る伝説の島を目指し、源内が帆船建造を目論む…というあたりまで。  物語は荒唐無稽だけど、時代考... 【続きを読む】
小説

平安時代の終焉と西行 『宿神』(3、4)

 保元・平治の乱を経て源平合戦へと至る平安時代の終焉を、西行の生涯に絡めて描く。  全国各地に「西行ナントカ」みたいな史跡が残ってたりするのは、多くの人が西行の生き方にあこがれたからな... 【続きを読む】
小説

ジュブナイルSFっぽいテイストで完結 『大帝の剣』(5)

 夢枕獏の伝奇時代劇が、とうとう完結。  宮本武蔵や佐々木小次郎や柳生十兵衞や天草四郎や真田忍者らに、異星人まで絡んで大乱戦。  風太郎忍法帳とか『妖星伝』あたりを標榜してたらし... 【続きを読む】
小説

西行の生涯、伝奇テイストで 『宿神』(1、2)

 漂白の僧にして歌人・西行の生涯が、伝奇テイストで描かれていくらしい。  北面武士時代の西行(佐藤義清)と平清盛は、『陰陽師』の晴明&博雅コンビっぽい。  奥深い蹴鞠の世界とか、ちょっ... 【続きを読む】
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