施設長の学び!

共に創り上げる支援

障害のある人たちの支援…それが私の仕事。 ですから、しばしば「良い支援とは?」と考えます。  利用者さん個々の事情に対応した個別支援を行わなければならないので、ひとくくりに「良い」と言えることではない... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

障害者の価値 伝え続ける意義 『なぜ人と人とは支え合うのか』

『こんな夜更けにバナナかよ』で知られるノンフィクション作家が、相模原障害者施設殺傷事件を経て、福祉の意義や障害者の価値などについて述べてる本。  世間には「障害者って、生きている価値があるんでしょうか... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

英国版の令嬢戦隊? アベンジャーズ娘? 『メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち』

英ビクトリア朝のロンドンを舞台にした“スチームパンク”作品群のひとつ。  主人公はジキル博士の娘で、これにハイド氏の娘(つまり異母妹)と、モロー博士の娘、フランケンシュタイン博士の娘、ラパチーニ教授の... 【続きを読む】
スポンサーリンク
エッセイ

食の印象や感動 前向きに捉えたい 『おなかがすいたハラペコだ。』(1・2)

椎名誠の食エッセイ。正続2冊を一気読み。  世界各地に足を運び、あれこれ見聞きし、食べてきた著者だけに、話題豊富にしてネタどっさり。 のはずなのに、同じような話が頻出してる。  「高齢者の繰り言」とか... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

史強に嫁を見付けてほしい 『三体2 黒暗森林』(上・下)

話題のSF巨編、第2弾。  地球侵攻の壮大さとか、面壁者と破壁人の頭脳戦とか、未来社会の変わりようとか、宇宙社会学の興趣とか、読みどころがテンコ盛り。 ページをめくる手が止まりませんでした。  それは... 【続きを読む】
施設長の学び!

ステップアップを考える

ウチのような障害者支援施設は、障害者総合支援法の枠組みの中で運営されています。 とは言え、法制度が実態に合っているのかどうかは疑問です。  私は正直、少なからぬ“ズレ”を覚えます。個人的な印象ではあり... 【続きを読む】
マンガ

業界の実際 芸人がマンガで紹介 『ゴミ清掃員の日常』

ゴミ回収・処理の舞台裏を描いたエッセイ風のマンガ。 著者は中堅(?)のお笑い芸人で、妻の出産に際して安定収入を確保すべく、副業でゴミ清掃員に。ホノボノとした素朴な作画は、妻の担当。  年齢制限がなかっ... 【続きを読む】
エッセイ

弱さや惨めさ肯定 “後退”の啓発本 『あやうく一生懸命生きるところだった』

ユニークな自己啓発本。と言うか、むしろ“後退”を指向してるエッセイ。  著者は40代の韓国人男性。 3浪して難関美大に入学、兵役を経て30歳で卒業し、会社員とイラストレーターを兼業するも、どちらにもヤ... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

家庭人を目指す 凄腕の殺し屋 『AX』

伊坂幸太郎の連作短編集。  主人公は凄腕の殺し屋、通称「兜」。普段は平凡なサラリーマンとして、妻子と暮らしてる。  何故か兜は恐妻家で、妻の機嫌を損ねないよう、家庭では常に細心の注意を払ってる。深夜に... 【続きを読む】
スポンサーリンク