天竺堂の本棚小説

高度資本主義社会で 踊り続ける人生 『ダンス・ダンス・ダンス』

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『ダンス・ダンス・ダンス』

 降りかかる火の粉を払いながら歩いていくのが人生だと個人的には思ってる。
 本書の表現では、踊り続けるのが人生らしい。ただひたすらに。

 作中で何度も言及される「高度資本主義社会」においては、雑多な案件が続々と押し寄せ、それらへのリアクションが求められる。
 滑稽や奇怪に思えることでも、立ち止まって是非をじっくり考えたりしてる余裕はない。
 結果、見たくもないものを見て、食べたくもないものを食べ、買いたくもないものを買うことになる。

 頑張って踊るうちに、求める何かが手に入るのかも知れないし、安らげるどこかに行き着くのかも知れない。
 それもこれも、おそらくは踊り続けてなきゃ分からない。
 ほんろうされるくらいなら、自分の足で踊る方がマシ、ということか。

 疲れる人生です。分かっちゃいるけど。
 疲れ果てたら、羊の皮とかかぶって、暗がりに引きこもりたくなるのかな…?

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