天竺堂の本棚小説

自分自身からは逃げられない 『利腕』

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自分から逃げることはできない 『利腕』

 2番目に読んだ「競馬シリーズ」。

 何がツラいと言って、自分自身を裏切って生きる以上にツラいことは、そうないのではなかろうか?
 自分がダメであることは、自分がいちばん分かってる。周りの誰にも知られてないし、気にもされてない…そうであっても、自分こそが自分を絶対に許せないという。このツラさ。

 自分から逃げることは決してできない。こうなったら、ニンゲンをやめてしまうか、頑張って問題を克服するしかない。
 で、主人公のシッド・ハレーは後者を選ぶのですよ♪

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