“突然”をなくそうとする努力 | 施設長の学び!

“突然”をなくそうとする努力

“突然”をなくそうとする努力

 「支援の現場から“突然”をなくしましょう」

 私は先日、そのような提言を受けました。
 職員研修に招いた、発達障害者支援センターのスタッフAさんの言葉です。

 突然、利用者Bさんが問題行動を起こした…。
 上記のような事態に、私たちは支援現場で日常的に直面します。おおむね“困ったこと”として。

 ところが、Aさんは「それは本当に“突然”なのでしょうか?」と疑問を投げかけました。
 突然でないとすれば、何なのでしょうか?

因果関係が把握できれば

 「Bさんの問題行動の背後に、支援者が気付いていない要因があるかも知れませんよね」とAさん。
 その行動がBさんにとって“必然”だったとしても、起きる要因などが分からなければ、支援者の目には“突然”としか映らないのです。

 前後のきっかけ、条件の組み合わせ…さまざまな行動の因果関係が、観察や考察によって把握できれば、Bさんの行動はある程度予測できるようになるはず。
 予測ができれば、“突然”はなくなります。

 “突然”をなくそうとする努力。それは、利用者さんを理解しようとする努力に他なりません。
 皆無…とはいかないまでも、“突然”が少ない支援現場を目指したいものです。

photo credit: Pulpolux !!! Something wrong via photopin (license)

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