小説特捜部の“謎”に直面 『機龍警察 狼眼殺手』 シリーズ5作目。新たな展開が待ってます。 この物語には、初めから「他国に優る先端テクノロジーを搭載する機甲兵装が、どうして警視庁特捜部に配備されてるの?」という根本的な“謎”がある... 2017.10.04小説
小説弱者と強者の死闘 『槐(エンジュ)』 月村了衛のシンプル&ストレートな冒険小説。 山奥のさびれたキャンプ場に突如、武装した凶暴な半グレ集団が現れる。 たまたま合宿に来てた中学生と引率教師らは、過酷なサバイバルを強いられ... 2015.06.25小説
小説さかのぼってディテール細かく 『機龍警察〔完全版〕』 シリーズの人気を受けて加筆された、第1作の“完全版”。 登場人物たちが続編で掘り下げられいくのに合わせ、さかのぼってディテールを細かくしてある感じ。 シリーズを読んでる人ほ... 2015.03.16小説
小説物語世界がより重厚に 『機龍警察 火宅』 『ワイルド7』と『パトレイバー』と『新宿鮫』と『ボトムズ』を混ぜ合わせ、今野敏あたりを振りかけたような近未来SF警察シリーズの短編集。 8話それぞれに独立してるものの、これまでの長... 2015.02.17小説
小説アツい人間ドラマが展開 『機龍警察 未亡旅団』 『ワイルド7』と『パトレイバー』と『新宿鮫』と『ボトムズ』を混ぜ合わせ、今野敏あたりを振りかけたような近未来SF警察小説の第4弾。 国際テロ組織との対決に、政府内にひそむ抵抗勢力と... 2014.04.01小説
小説過剰に時代劇してる 『一刀流無想剣 斬』 熱情ほとばしる剣豪小説。 一刀流の継承を争ったという、神子上典膳と小野善鬼を描く。 体言止めが連発する、やたらと重々しい文体は“過剰に時代劇してる”という印象。 こーゆーの... 2013.02.18小説
小説物語の厚みが増していく 『機龍警察 暗黒市場』 月村了衛の人気シリーズ。 主要な登場人物たちの過去が、徐々に明かされ、背景の深さ、物語の厚みが増していく。 けれど、中心にある謎は手付かずで残っていて、次巻以降へと続く。 ... 2013.01.28小説