池上永一

小説

冒険活劇に終わらない深さ 『ヒストリア』

 池上永一の長編小説。  第二次大戦末期、沖縄の大空襲を生き延びた主人公・知花煉が、移民として南米ボリビアに渡り、たくましく生きる姿を描く。…というだけに終わらない、とてつもなく濃密な... 【続きを読む】
小説

八重山諸島が舞台の8短編 『統ばる島』

 池上永一による、八重山諸島の8つの島を題材にした、オムニバス短編集。  青春小説風とかホラー風とか民話風とか、テイストが異なる8話には、舞台となる各島の風土や歴史的位置付けなどが、巧... 【続きを読む】
小説

怒涛の展開、過剰な演出 『黙示録』

 池上永一の琉球王朝モノ。  舞台は18世紀。 清国と徳川幕府に従属し、軍事や産業で劣る小国・琉球は、文化や芸術に力を入れて影響力を増すという独自の外交政策を展開。  賤民だった... 【続きを読む】
小説

琉球の庶民、カラッと描く 『トロイメライ』

 江戸時代末期の琉球を舞台にした、若い岡っ引きの捕物帳みたいな短篇集。  大作『テンペスト』の外伝。  エキゾチックな南洋の楽園だったらしい琉球でも、厳しい現実に立ち向かう庶民がいる。... 【続きを読む】
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