天竺堂の本棚 ~読書は最高の娯楽です~

 手元に未読の本がないと落ち着かなくなる私です。
 乱読多読による感想などを、備忘録的に書いています。

エッセイ

あえて飛び込む 『面(ジャケ)食い』

 久住昌之の食べ歩きエッセイ。  タイトルの「面(ジャケ)食い」とは、知らない土地で飲食店を訪ねる際、自分の勘だけを頼りに飛び込んでみること。レコードの「ジャケ買い」をもじった言葉らし... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

人工親友から見た人間たち 『クララとお日さま』

 カズオ・イシグロのSF小説。 ノーベル文学賞の受賞後第1作。  舞台は近未来らしい社会で、子供たちの成長に寄り添うAF(人工親友)のクララが主人公。人工知能を搭載した人間型ロボットみ... 【続きを読む】
マンガ

“沼”へのガイド本? 『おりたたみ自転車はじめました』

 折りたたみ自転車の魅力が詰まった、エッセイ風のマンガ。  主人公である作者は、折りたたみ自転車を手に入れたことで、煮詰まりかけてた生活が一変する。 自宅から5キロ程度のポタリングに始... 【続きを読む】
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食べたくなる読後感 『かつどん協議会』

 カツ丼において最も重要な要素は何か? 豚肉や玉子や米などの業界団体の代表たちが集まり、屁理屈やプライドを戦わせるという、奇妙な中編小説が表題作。 東海林さだおとか久住昌之に通じる針小棒大な... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

腹が減っては戦はできぬ 『星系出雲の兵站』(1~4)

 兵站を前面に打ち出してる、異色のミリタリーSF。 遠未来の植民星系を舞台にした、未知なる存在の侵略行為に対抗する、軍事組織や統治機構での群像劇。  戦争での補給や備蓄管理などの後方支... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

どんでん返しが降りかかる 『その裁きは死』

 面白いミステリーにどんでん返しは付きモノ。 そして、探偵に相棒がいる場合、どんでん返しは相棒へ降りかかる。  なぜならば相棒である“ワトソン役”は、読者の側に立って、事件の謎に翻弄さ... 【続きを読む】
ビジネス

船を山に上らせてしまう事業 『凡人のための地域再生入門』

 某地方都市に住んでる私。 中心部にある商店街は、近郊にショッピングモールが建ったころから、徐々に寂しくなってる。 かつて数年にわたり、行政主導で中心市街地活性化の事業が進められたが、効果の... 【続きを読む】
ノンフィクション

医者になりたかったのか…? 『東大医学部』

 中学時代のクラスメイトT君は、校区内にあった進学塾の息子で、そのせいか勉強ができた。 テストの成績は、常に学年トップ。公立中学の授業には興味がないらしく、くり抜いた教科書に別の本をハメ込み... 【続きを読む】
マンガ

ブッ飛んでるネタ満載 『衛府の七忍』(1~9)

 いろんな娯楽要素が強引に(良い意味で)混ぜ合わさってる、伝奇的にして時代劇的なバトルマンガ。 9巻まで読みました。  舞台は江戸時代初期。 国家権力に虐げられてきた“まつろわぬ民”の... 【続きを読む】
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