天竺堂の本棚 ~読書は最高の娯楽です~

 手元に未読の本がないと落ち着かなくなる私です。
 乱読多読による感想などを、備忘録的に書いています。

エッセイ

あえて飛び込む 『面(ジャケ)食い』

 久住昌之の食べ歩きエッセイ。  タイトルの「面(ジャケ)食い」とは、知らない土地で飲食店を訪ねる際、自分の勘だけを頼りに飛び込んでみること。レコードの「ジャケ買い」をもじった言葉らし... 【続きを読む】
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人工親友から見た人間たち 『クララとお日さま』

 カズオ・イシグロのSF小説。 ノーベル文学賞の受賞後第1作。  舞台は近未来らしい社会で、子供たちの成長に寄り添うAF(人工親友)のクララが主人公。人工知能を搭載した人間型ロボットみ... 【続きを読む】
マンガ

“沼”へのガイド本? 『おりたたみ自転車はじめました』

 折りたたみ自転車の魅力が詰まった、エッセイ風のマンガ。  主人公である作者は、折りたたみ自転車を手に入れたことで、煮詰まりかけてた生活が一変する。 自宅から5キロ程度のポタリングに始... 【続きを読む】
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いつしか探偵稼業へ 『希望荘』

 宮部みゆきの連作短編集。 甘くはないけど胃腸に優しいプレーンヨーグルトみたいな主人公・杉村三郎が事件に巻き込まれる、社会派ミステリシリーズの一冊。  前作で“逆玉の輿”からドロップア... 【続きを読む】
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「当たり前」が崩壊 『学校へ行く意味・休む意味』

 不登校の原因をマクロな視点で考察した本。  不登校が年々増加してる背景には、この社会の「子供が学校にかようのは当たり前」という“大前提”あるいは“自明性”みたいなものが、崩壊しかかっ... 【続きを読む】
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不遇の果ての大団円 『八犬傳』(上・下)

 ユニークな切り口で書かれた、山田風太郎による『南総里見八犬伝』。  室町時代後期として設定された物語パートと、それを創作してる江戸時代後期の滝沢馬琴パートが、交互に連なる趣向。 前者... 【続きを読む】
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“中二病”時代を赤裸々に 『子どもの頃から哲学者』

 教育哲学の専門家が、青春時代を述懐してる本。  承認欲求が強すぎるあまり、高校では生徒会長になって“改革”を連発し、ストレスで円形脱毛症に。大学ではボランティアサークルで突如“人類愛... 【続きを読む】
マンガ

巨神兵とラブコメ!? 『シドニアの騎士』(1~15)

 巨神兵みたいな生物兵器の“女の子”が、主人公とラブコメを繰り広げるという、ブッ飛んだシチュエーションを生み出してしまった、実に画期的なSFマンガ。  ノスタルジックな都市を内包した播... 【続きを読む】
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過去が足元に堆積して 『ゴールデンスランバー』

 大学時代、友達と馬鹿なことばかりやってた。楽しい思い出だけど、もはや思い出しか残ってないし、それも次第にボンヤリしてきてる。  苗字を憶えてる奴は名前が分からず、名前が思い出せる奴は... 【続きを読む】
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