天竺堂の本棚

琉球舞踊めぐるドラマチックな物語 『黙示録』(上・下)

池上永一の琉球王朝モノ。  舞台は18世紀。 清国と徳川幕府に従属し、軍事や産業で劣る小国・琉球は、文化や芸術に力を入れて影響力を増すという独自の外交政策を展開してた。  賤民だった主人公は、才能を見... 【続きを読む】
施設長の学び!

傾聴をはばむ4つの“心の動き”

某保険会社のセミナーで、クレーム処理に関連して、興味深いことを教わりました。 クレームへの対応を行なう際、自分の言動から排除しておかなければならない、4つの“心の動き”。  これらにとらわれると、クレ... 【続きを読む】
施設長の学び!

豊かになるということ

お金をもらって嬉しくない人はいないはず。私も嬉しい。あなたも嬉しい。施設の利用者さんも嬉しい。 ウチは工賃額が誇れる施設ではないのですが、それでも毎月の工賃日には、受け取った利用者さんたちの顔に笑みが... 【続きを読む】
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ビジネス

事例に触れて「センス」を磨く 『戦略読書日記』

経営学者による、ちょっとユニークな書籍ガイド。  企業経営とは、経営者が個々の「センス」によって行なうもの。 高度な「スキル」を有する人材をたくさん集めても、それで経営が成り立つ訳ではないそうな。  ... 【続きを読む】
施設長の学び!

福祉作業所のプロシューマー

「プロシューマー」という言葉があります。 生産者(プロデューサー)と消費者(コンシューマー)を組み合わせた造語で、求める製品やサービスなどを自分で開発・商品化する消費者を指します。  プロシューマーに... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

社会や環境がもたらす呪縛を考察 『魂の脱植民地化とは何か』

社会や環境から押し付けられる価値観や行動規範などが、無自覚なままに私たちの思考・言動を縛り、悪影響を及ぼしてる状態…これが「魂の植民地化」らしい。 呪縛が生まれる構造や、そこから脱するための道筋などを... 【続きを読む】
マンガ

医療保護入院の実体験マンガ 『アル中病棟』

『失踪日記』に続く、吾妻ひでおの実体験マンガ。  アルコール依存症になって医療保護入院させられ、通称“アル中病棟”で過ごした日々が、作者の目線で描かれてる。  実際には陰惨な状況なんだろうけど。ギャグ... 【続きを読む】
施設長の学び!

本当に「できない」のか…?

何万円もする大きなヌイグルミを、いきなり買って来て…。 自分の部屋なのに、ゴミ溜めみたいに散らかしていて…。  福祉専門職を対象にした権利擁護(当事者の意思表明や意思実現を支援する活動)の勉強会で、参... 【続きを読む】
エッセイ

山鉾からレシピまで 魅せる細密イラスト 『河童のスケッチブック』

妹尾河童のエッセイ集。 著者を取り巻く雑多なモノゴトが、モノクロの緻密なペン画とともに紹介されている。読み応えも見応えも充分。  読んだのは文庫本なんだけど、上下に開いて読ませる、凝った作り。 祇園祭... 【続きを読む】
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