折りたたみ自転車の魅力が詰まった、エッセイ風のマンガ。
主人公である作者は、折りたたみ自転車を手に入れたことで、仕事などで煮詰まりかけてた生活が一変する。
自宅から5キロ程度のポタリングに始まり、活動範囲を徐々に拡げ、公共交通機関に自転車を持ち込んで遠方へ出かける“輪行”にも挑戦。やがては、サイクリストあこがれの「瀬戸内しまなみ海道」へ。
絵柄はファンシーだけど情報量が多く、サイクリングの様子に加えて、地図や服装、携行品なども紹介。
折りたたみ自転車を楽しむための入門書という、実用的な側面がある。
読めば輪行を経験したくなり、作者の愛車であるブロンプトンに乗ってみたくなるはず。
実は“沼”へのガイド本だったりしてw