読む手間を最低限にしつつ、読書家として認められたい、見栄っ張りな女子高校生が主人公。…のはずなんだけど、3巻では読書量が増えつつある模様。
「叙述トリックものミステリとの出会い方」とか「へー/こんな表紙なんだ/私/芥川賞とか獲るずっと前の『文學界』掲載時に読んだから/知らなかったー」とか「帯で思いっきりネタバレされてる」とか「表紙カッコよくなったら/中身がおんなじ本/買い直したりしてるよね」とか。
そんな“読書あるある”な小ネタが楽しい。
手塚治虫『火の鳥』をめぐる“我王vsロビタ”のオススメ対決にも笑わせられましたw