読書好きな男女4人が織りなす、読書好きのための、“読書あるある”なギャグマンガ。
のはずなんだけど、人気を集めて4巻にまで至ると、もはやギャグだけにどどまらない、何とも深い内容に。
「どうして私たちは読書をするのか?」「本に親しんで得られるものは何?」なんて、改めて考えてみたらなかなかに難しそうなことを、4人は語り合い、日常の中で模索し続ける。
加えて本作は、かなりニッチな“読書あるある”を取り上げてもいる。
同じ経験を持つ読者なら、強い共感を抱くだろう。半面、経験のない大多数の読者にも、「ないけど分かる」「あったらイイかも」と思ってもらえそうに描かれてる。
このホノボノとしたマンガなりに攻めてる気がするぞ。
早くも5巻が楽しみです♪