
 のれんを守って100年(前後)という、老舗食堂の探訪記。
 和食や洋食などの枠にこだわらず、全国各地の42店を紹介してる。
 ここだけの名物料理があるとか、何を食べても水準以上とか…そんな名店も当然ある。
 一方で、営業を長年続けられてる理由がよく分からない、不思議な店もある。
 料理の質は、老舗になるための必須条件ではない模様。
 地域住民にどれだけ愛着を持たれているのか、経営を引き継いでくれる人材がいるのか…さまざまな要素が複雑に絡み合い、結果として老舗になるらしい。
 おいしさだけでは生き延びられないのだ。
 逆に、おいしくなくても生き延びられたりするところが面白くもある。
熊本市の「山本屋」が紹介されていて、個人的にちょっと嬉しかった。大学時代、私がよく宴会をしてた店なのです♪
 
  
  
  
  
