施設長の学び!研修の学び

“おせっかい”が仕事です

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“おせっかい”が仕事です

 困難を抱える当事者を支援するため、どこまで発想や行動を拡げられるのか?

 そのようなことを、しばしば考えます。
 自分の未熟さを痛感させられた時や、熟練者の仕事ぶりに接した時などに。

 先日、社会福祉士会の地元支部の例会で、事例検討のワークを行ないました。
 特別養護老人ホームでの利用者さんの訴えを把握して、「社会福祉士として何を行なうべきか?」を考える…という内容。

 参加していたメンバーは、老人福祉や障害者福祉、児童福祉など、さまざまな領域で働いている人たち。
 それだけに、さまざまな視点から、さまざまな意見が出ました。

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発想力や行動力、ワークで“拡張”

 「環境を変えられないかを働きかけましょう」「似てる事例を経験したことがあります」「その施設が利用者さんに適していない可能性も考えられますね」「職員への周知が課題と思います」「医師にも説明しておかないと」「利用者さんの家族に協力してもらうべきですよ」「他にも連携できそうなところがあるかも」「ウチの施設ではこうやってます」

 実際に有効かどうかは別として、思いも寄らなかった知恵や手法が飛び出し、大いに刺激を受けました。

 事例検討のワークは、自分の発想力や行動力を“拡張”させる、良い勉強になると思います。なると思って、私は臨んでいます。

 ワークの後、参加者から「社会福祉士って基本的に“おせっかい”なんですよね」との声が。うなずける見解です。
 困難を抱える当事者を支援するため、自分の“おせっかい”に磨きをかけている人びと…それが社会福祉士かも知れません。

photo credit: CJ Isherwood Help from Mr Handyman (2 of 3) via photopin(license)

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