怒りっぽい方ではない私ですが、何かの拍子にカッとなり、つい大人げない言動に及んでしまうこともあります。
後悔先に立たず。このような事態は、福祉専門職としても施設経営者としても、できるだけ避けたいですよね。
「アンガーマネジメント」という、怒りの感情をコントロールする技法があります。
コーチングを行なっている知人に教わりました。
簡単なものから緻密なものまで、さまざまにある中から、勧められたのは「怒りの記録」。
怒りの感情を覚えた時、そのことをメモ帳などに記録するという手法です。
“怒りの傾向”が分かってくる
記録する項目は7つ。
①日時・場所②出来事③思ったこと④自分の言動⑤相手にして欲しかったこと⑥結果⑦怒りの強さ
このうち、「怒りの強さ」は10段階で表します。
1~3:不愉快、イラッとする、ムッとする
4~6:怒り、イライラ、顔に出る、腹が立つ
7~9:カーッとする、言動に出る、激怒
10:爆発する、震えが止まらない
これらの記録を続けていると、自分の“怒りの傾向”みたいなものが分かってくるそうです。
どのような場合に、自分はイラだつのか/怒るのか…これが把握できれば、なるほど、怒りを未然に抑えることができそうです。
たまたま私は、メモを取ることに抵抗を感じない性格。しばらく続けてみることにしました。
怒りの記録によって、これから何が明らかになるのでしょうか?
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