このほど、ブロンプトン(S2L-X)を多段化しました。
外装2速だったギアを、5速にカスタマイズしたのです。
平地を気軽にポタリングする程度であれば、「速い/重い」と「遅い/軽い」しかない2速で充分ですが。
阿蘇山を輪行した際に不自由を痛感。山道を漕ぎ上るような無茶をしたわけではないけれど、「ちょっとペダルを軽くしたい」「もっと速く走りたい」などの欲求に、2速では応じられなかったのです。
多段化へのニーズが生じたものの、私の場合、時間的&経済的な機会を待たなくてはなりません。愛車を「ローロ サイクルワークス 福岡」に持ち込んだ時には、阿蘇への輪行から1年以上が経っていました。
パーツはH&H製。色はブラックを、シフター位置は左側を選択しました。
多段化を検討し始めた当初は、4速を予定していたのですが。その後、新たなパーツの発売などにより、5速にカスタムできるようになったそうです。
シフターのレバーには、指紋のような同心円がモールドされており、親指に馴染みます。
レバーは押すことしかできず、浅めに押せばギアが重くなり、深く押し込むと軽くなる仕組み。やや慣れる必要がありそうです。
ワイヤーの色が混在…
ギア構成は11T-13T-17T-22T-25Tとのこと。
まだ遠出はしていませんが、走行は快調にして快適。2速の時より、道路状況や体力に応じて“能動的”に走れるようになった気がします。
カスタマイズしてもらう際、事前に「シフトワイヤーを入れ換えるので、新しいワイヤーの色が選べます。どうしますか?」と訊かれました。
色とりどりの見本を提示され、しばし迷ったものの。フレームの色に合わせ、私は緑色を選びました。
ところが改造後、緑色のワイヤーと黒色のワイヤーが混在していることに気付きました。黒色のままだった前後2本のブレーキワイヤーに、私は思い至らなかったのです。
統一感を重視するなら、シフトワイヤーは黒色を選ぶべきでした。あるいは、ブレーキワイヤーまで緑色にしてしまうか。
モヤモヤとした気分を抱えてしまいましたが。いつの間にやら、緑色のワイヤーが差し色っぽく見えるようになっていました。これはこれで良いように思えます。
ワイヤーのカラーリング……今後どうするかは、乗り続けながら考えるとしましょう。