天竺堂の本棚小説

長編の間埋め 世界観が緻密に 『機龍警察 火宅』

スポンサーリンク
物語世界がより緻密に 『機龍警察 火宅』

 『ワイルド7』と『パトレイバー』と『新宿鮫』と『ボトムズ』を混ぜ合わせ、今野敏あたりを振りかけたような近未来SF警察シリーズの短編集。全8話。

 それぞれ独立した話だけど、これまでの長編群の隙間を埋めるように書いてあるので、物語世界がより緻密に。
 特捜部の面々のキャラも、いっそう立ってるぞ。

 どれも面白い。中でも、由紀谷警部補の高校時代を描いた「沙弥」と、宮近理事官が公私にわたってドタバタする「勤行」が、個人的には良かったです♪

ブログランキング・にほんブログ村へ



↑ 励みになりますので、よろしければクリックお願いします♪

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました