施設長の学び! 混沌とした社会で生きるために 数年前、ウチの職員たちを施設見学に出したことがあります。 そこは発達障害児の支援に特化した療育施設で、高度な専門的知識に裏付けられた構造化の取り組みが行なわれているのです。 果たして、大きな刺激と学び... 【続きを読む】 2014.07.29 施設長の学び!現場の学び
天竺堂の本棚 緻密なミステリ どんでん返しに驚嘆 『秘密』(上・下) ケイト・モートンの長編ミステリ。 主人公は少女時代、片田舎の実家で暮らしてたころ、不審な男を母親が刺殺する場面を偶然目撃してしまう。 長じて国民的大女優となった主人公は、死の床にある母親を前に、うやむ... 【続きを読む】 2014.07.25 天竺堂の本棚小説
天竺堂の本棚 「ダイバーシティ」で国力増大へ 『ローマ人の物語:ローマは一日にして成らず』(上・下) 塩野七生の歴史文学(主観や想像が多いことなどから、歴史書ではないらしい)。 文庫版全43巻の1、2巻。紀元前753年のローマ建国と、7代続いた王政、その後の共和制まで。 弱小国家だったローマは、周辺の... 【続きを読む】 2014.07.22 天竺堂の本棚小説
マンガ 幕末ギャグマンガ シュールな志士たち 『サカモト』 山科けいすけの4コマ時代ギャグマンガ。 舞台は幕末。主人公は坂本龍馬。 幕藩体制を逸脱する行動力を見せた龍馬だけに、誰とどう絡んでも違和感がない。 絡む相手は、サツマイモ原理主義者の西郷吉之助、モチ肌... 【続きを読む】 2014.07.14 マンガ天竺堂の本棚
天竺堂の本棚 奇妙で不穏な物語 再読で印象変化 『ピース』 ジーン・ウルフによる、初期の長編小説。 アメリカの田舎町に住んでる男性の、自伝的なモノローグ。なんだけど、何ともあやふやで不可解。 エピソードの時系列が、よく分からない。主人公が生きてるのか死んでるの... 【続きを読む】 2014.06.27 天竺堂の本棚小説
施設長の学び! 伝えるべきは“承認” ウチの施設では定期的に、発達障害者支援センターから指導を受けています。障害のある人たちが働く福祉作業所として、支援の質的向上などを図っているのです。 先日は、センターのスタッフさんから、こまめに確認す... 【続きを読む】 2014.06.26 施設長の学び!研修の学び
天竺堂の本棚 宇宙規模の追跡劇 イカダで星々巡る 『エンディミオン』(上・下) ダン・シモンズによるSF4部作の第3部。 業務上過失致死みたいな罪で死刑になった主人公が、謎の人物に助けられ、ある少女の命運を託される。ついでに、人類を支配する巨悪の壊滅や、喪われた地球の発見など、無... 【続きを読む】 2014.06.16 天竺堂の本棚小説
エッセイ 筒井康隆流の小説作法 『創作の極意と掟』 筒井康隆による、小説作法についてのエッセイ集。 作家として、読者として、長年培ってきた知見が、「迫力」「異化」「文体」などの項目ごとにまとめられてる。 極意と言うほど厳密ではないし、掟と言うほど絶対的... 【続きを読む】 2014.06.07 エッセイ天竺堂の本棚
施設長の学び! B型事業所に求められているもの 隣町にある就労継続支援B型の福祉作業所。 飲食店を運営しており、地元では「おいしい」と評判です。 売上アップを目指し、土・日曜や祝日もほとんど休まずに営業を続けていたのですが。 近ごろ、日曜と祝日が店... 【続きを読む】 2014.06.02 施設長の学び!現場の学び