皆川亮二のガンアクションマンガ。
19世紀程度の文明がある架空世界を舞台に、さまざまなガンマンが闘う。
このマンガの魅力は、“撃たれたら死ぬ”という枠組みを守りながら“ものすごく強いヤツ”を追求してるところ…と個人的には思ってる。
見えないパワーで弾丸を止めるとか、撃たれても死なないとか、超科学とか超能力とか魔法とか妖術とか…そんな都合の良いものに頼ってない。
主人公の宿敵は、拳銃1丁で戦車と決闘して勝ってしまうほどの腕前。ムチャクチャではあるけど、その“強さ”はギリギリ現実の範囲に入ってる。
抜き撃ちでの決闘という凝縮された時間の中で、さまざまな駆け引きがあり、妙技が披露され、ドラマが展開する。
独自の面白さを狙ってるところが好きです。