ブロンプトン納車時に3つの装備に助けられた訳ですが。
今後のブロンプトン生活は、それらだけで維持できる訳ではありません。そろえておくべき器具や道具は、他にもあるのです。
必要に迫られ、あわてて買い足した装備3点をご紹介します。
BROMPTON TOOLKIT:修理や改造を行なうために
一般的な工具類は、あまり流用できないブロンプトン。オーナーになってみて、初めて分かりました。
そこで取り寄せたのが「BROMPTON TOOLKIT」。必要な工具類がコンパクトにまとめられている純正品です。
円筒形のカプセルで、スパナやヘックスビット、レンチ、タイヤレバーなどが、パズルさながらに収納してあります。また、このカプセル自体、ブロンプトンのフレーム内にスッポリと収まります。
実に合理的かつスタイリッシュな作り。しばし見とれてしまいました。
ABUS チェーンロック:盗難を防ぐために
ブリジストン・モールトンを盗られたことから始まった、ブロンプトンとの生活。ではあるけれど、もう盗難に遭いたくはありません。
納車した「ローロ サイクルワークス 福岡」には、堅牢なブレードロックから、簡便なワイヤーロックまで、さまざまな製品が。多すぎて選べなかったため、「じっくり検討しよう」と購入を後回しにしていた次第。
後日、自分の“乗り方”を検討してみて、屋外に長時間放置するような状況が、ほとんど無いと分かりました。
乗らない時は室内に入れておきます。ブロンプトンを屋外に駐輪し、そこから離れるケースとして考えられるのは、サイクリングに出かけて店舗などに立ち寄る時くらい。駐輪した場所から長時間離れなければならない時は、いっそのこと折りたたんで携行するでしょう。
こうして、ブレードロックよりもかさばらず、ワイヤーロックよりも切られにくい、「ABUS」のチェーンロックを選択。セキュリティレベルは3で、決して高くはありません。
長さが110センチあり、“地球ロック”も簡単。チェーンはカバーで覆われているので、車体が傷付きません。ドロボウへの示威効果を狙い、赤色の目立つカバーを選びました。
鍵式か? ダイヤル式か? …ここは迷って結局、鍵式に。
ですが、短時間しか駐輪しないのであれば、いちいち鍵を出し入れしなくて済むダイヤル式にすべきかも。今はそう思っています。
LEZYNE フロアポンプ:タイヤに空気を入れるために
ブロンプトンに使う空気入れは、一般的に「米式バルブに対応」「ポンプヘッドの脱着が容易」「気圧を把握できる」の条件を満たしている必要があるそうです。
あれこれと検討し、「LEZYNE」のフロアポンプに。
ポンプヘッドがL字型をしていて、小径タイヤへの装着が容易です。使いやすいので、満足しています。
三股の足で自立しているため、置き場所を取るところが難点ですが。木製のハンドルも相まって、レトロっぽいたたずまいと見れなくもありません。