天竺堂の本棚

迫る大災害 価値観や思い交錯 『深紅の碑文』(上・下)

SF大作『華竜の宮』の続編。  目前に迫ってる、地球規模の大災害。 人類存続のために奔走する者、個人の信念や意地をつらぬこうとする者、星間宇宙船に思いを託す者…それぞれの立場や価値観が交錯し、衝突する... 【続きを読む】
施設長の学び!

他人から思わぬ評価を受ける

ある研修で、リフレーミングのワークを行ないました。 問題とされる行動や現状などを、異なった側面から見直し、その特徴に新しい意味を付与すること…これがリフレーミングです。簡単に言うと「物事をポジティブに... 【続きを読む】
ノンフィクション

天才同士が激突 物理学者たちのドラマ 『量子革命』

量子論をめぐる物理学者たちの人間群像。  未来は物理法則で予測可能と説いた、アルベルト・アインシュタイン。 未来は確率によらなければ分からないと主張した、ニールス・ボーア。  異なる信念を持った天才同... 【続きを読む】
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施設長の学び!

収益事業へのアンテナ

福祉作業所に太陽光発電のパネルを設置し、発電効率が落ちないよう利用者さんたちに毎日拭き上げてもらい、それを授産事業にする。 こんなアイデアを、某福祉団体の会議で提案したことがあるのですが、出席していた... 【続きを読む】
マンガ

絵で分からせる? 理論や思想 『まんが 哲学入門』

哲学者・森岡正博による、ユニークなマンガ。  哲学を分かりやすくマンガでもって紹介…なんてシロモノではない。 哲学の理論や思想そのもの、抽象的・観念的・形而上的なモノゴトを、マンガで表現してる本。  ... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

養成と選別 警察学校の物語 『教場』

警察学校を舞台にした、オムニバス短篇集。 生徒たちの視点から、冷徹な教官による厳しい訓練と、そこで生じる葛藤などが描かれる。  警察官の養成機関である警察学校。 それを、警官に向く者と向かない者を分け... 【続きを読む】
ノンフィクション

設置の意図など、丁寧に取材 『精神科病院の保護室』

精神科病院の保護室とは、自傷や他害のおそれがある患者のための病室のこと。  本書は、全国35カ所の精神科病院にある保護室を掲載。 写真や見取図、職員らへの聴き取りなど、多面的に紹介してあり、興味深い。... 【続きを読む】
施設長の学び!

ほめ上手を目指して

ウチの職員が、興味深い知識を披露してくれました。「自己肯定感を育む」という研修で学んできたそうです。  それは、相手をほめるための、ある種の“技術”でした。 支援の現場においては、利用者さんの自己肯定... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

自由への“感度”を育もう『勉強するのは何のため?』

「なぜ勉強するの?」「なぜ学校に行くの?」という素朴な疑問に、教育哲学の先生が答えた、中高生向けの本。  勉強とは何か? 私たちが“自由”を獲得する(「これが自由なんだ!」と実感できるようになる)ため... 【続きを読む】
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