名高い「国名シリーズ」の5作目。クイーンの代表作にも数えられるとか。
磔にされた首無し死体。古代エジプトの太陽神を名乗る狂人。孤島にひそむヌーディストのカルト集団。ヨーロッパの旧家に伝わる宿怨。渋いスポーツカーを駆る探偵。意外や意外の真犯人。
…などなど、ミステリ要素が満載なうえ、スピーディーな展開で楽しめます。
訳文のおかげか、古くさく感じないと言うか、近ごろ書かれたような印象を抱いたり。
この名作のフォロワーがたくさんあって、そっちを先に読んできてるせいかも。
「犯人を突き止めてやるぞ」なんて気負わずに(自信も無いしw)読めば、ホント面白いっス♪