
経済格差が拡がり、環境破壊も過重労働も進む一方で、地球温暖化は止まらない…ろくなことがない資本主義社会。
広く叫ばれてる「SDGs」なんか焼け石に水でしかなく、社会システムを根底から変える必要があるそうな。
で、著者が提唱するのが「脱成長コミュニズム」。
限りある地球の資源を、共同体によって維持・配分していこうと。
具体的な方策については、まだ模索の段階らしい。世界各地でのさまざまな取り組みや、新たに考案された概念などが紹介されていて、これらが大きな変革へつながるのかは分からない。
やっぱ未来へ向けて進歩や発展をしていかなきゃなと思う半面、地球という“リソース”を超えて成長しようなんて無茶だよなとも思う。
迷いはするけど、次の社会を考えること自体はワクワクします♪
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