天竺堂の本棚小説

伝染病と謀略 骨太な異世界譚 『鹿の王』(上・下)

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骨太なファンタジー 『鹿の王』(上・下)

 上橋菜穂子のファンタジー巨編。

 中世の中央アジアっぽい異世界が舞台。
 強大な帝国に敗れたレジスタンスの生き残りが、征服者による植民地化が進む土地で、奇怪な伝染病が絡んだ謀略に巻き込まれる。

 読み応えのある物語。
 過酷な環境に生きる遊牧民たちの細かい描写とか、グローバル化にほんろうされる少数民族という今日的なテーマとか、全体的に骨太な印象でした♪

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