ダン・シモンズによるSF4部作の第3部。
業務上過失致死みたいな罪で死刑になった主人公が、謎の人物に助けられ、ある少女の命運を託される。ついでに、人類を支配する巨悪の壊滅や、喪われた地球の発見など、無理難題も押し付けられる。なのに、河をイカダで旅することになる。
メチャクチャと言うか、ゴーカイと言うか。
緻密にして複雑だった前2作とは、明らかに趣が異なってる。
さまざまな惑星を巡りながら追跡劇が展開する、直線的な物語。
キャラクターは立ってるし、舞台も道具立てもバラエティ豊か。エンターテインメントとして素直に楽しめました♪