天竺堂の本棚小説

怪事件挑み成長 高い期待値 『子宝船』

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『子宝船』

 事件現場に落ちてた物品の持ち主とか、近隣をウロついてた不審人物とか、そんな連中を引っ張ってきてガンガン拷問し、無理矢理に「私がやりました」と言わせる。で、一件落着。

 ……こんな“捕物”ばかりだったらしい江戸時代に、真犯人をしっかりと見極められる、立派な岡っ引きへ成長していくのかどうか。

 宮部みゆきの時代劇シリーズ2作目。
 怪事件に挑む、生真面目な主人公・北一への期待が高まるぞ。周りの人々も、読者の私たちも、みんな期待してるはず。
 「北一」って「期待値」ですねぇ♪

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