教育哲学の専門家が、青春時代を述懐してる本。
承認欲求が強すぎるあまり、高校では生徒会長になって“改革”を連発し、ストレスで円形脱毛症に。大学ではボランティアサークルで突如“人類愛”に目覚め、博愛精神を周りに説きまくってたら、その反動で重いウツ症状が。
そんなイタすぎる日々に絶望してた時、哲学に出合う。
で、自分が悩みながら「悟った」つもりになってたことなど、すでに世界中の天才や賢者によって論じ尽くされてると知ったそうな。
“中二病”だった過去を赤裸々につづりながら、哲学の“効能”や“実用性”を力説する著者。
人生において哲学を実践してる、こーゆー人は、やっぱ「哲学研究者」じゃなく「哲学者」と呼ぶべきっスね♪