天竺堂の本棚小説

巨匠の遺作 壮大なハードSF 『虚無回廊』

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大風呂敷 どう畳むはずだった? 『虚無回廊』

 巨匠による未完の遺作。

 太陽系外に出現した、超巨大な円筒体(長さ2光年!)。それを探査すべく、人工実存(AI以上!)を搭載した宇宙船が向かうという、壮大なハードSF。

 謎の円筒体は、知性を持つ生物や機械たちを集める“宇宙の誘蛾灯”らしい。そう推察されるんだけど、造った者も目的も不明。
 謎は深まるばかり…。

 こんな大風呂敷、どう畳んで終わらせる構想だったのか?
 すっごく気になりますw

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