施設長の学び!

地域に認められ、受け入れられること

福祉作業所の施設長を務める私は、法人が運営するグループホームの管理者も兼務しています。こちらも役職名は施設長です。 グループホームに入居する人たちの支援にも、施設長として携わっています。 日常生活での... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

地方都市での事件 新米刑事と挑む 『冬の狩人』

新宿警察署のベテラン刑事・佐江が活躍する、大沢在昌の“狩人シリーズ”。 今回は関東近隣の地方都市を舞台に、地元企業のスキャンダルに絡む事件へ、新米刑事と共に挑んでいく。 新聞連載だったせいか、一節(一... 【続きを読む】
施設長の学び!

過去は変えられる…?

私はカウンセラーではないのですが、時おり、似た役割が求められます。 社会福祉士として行なう相談支援では、相手の悩みを聴いたり、何らかの助言をする局面があるのです。 そこで私は、相手の苦悩や迷い、悲哀に... 【続きを読む】
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ノンフィクション

密教の天才 “物語”加えた伝記 『空海の風景』(上・下)

司馬遼太郎による空海の伝記。 ノンフィクションとエッセイと小説が合わさったような本。 1000年以上も前の人物なので、足跡や業績については史実と捏造と錯誤が混在してる模様。 そこで著者は、遠方を望む「... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

青年コンビ活躍 連作時代劇 『きたきた捕物帖』

宮部みゆきの連作時代劇。 帯にあった「謎解き×怪異×人情」は実際そのとおりで、絶妙なブレンド具合でもって読ませます。 タイトルの「きたきた」が暗示してる、岡っ引き見習いだった朴訥な主人公・北一と、奇妙... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

主役より忙しい? 相棒役の著者 『メインテーマは殺人』

シャーロック・ホームズの友人・ワトソン博士とか、明智小五郎の助手・小林少年とか、バットマンの弟子・ロビンとか…。 彼ら“相棒”は意外と忙しい。 事件の謎に対して強引な憶測を展開し、物語の行方をミスリー... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

格差や分断生む 資本主義の問題 『日本列島回復論』

商品やサービスを提供する際、しばしば「差別化をしよう」とか言う。競合との差別化ができれば、値下げ競争におちいらずに済むから。 ところが、そのあたりに資本主義の大きな問題があると著者は述べる。 ライバル... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

私たちの言動縛る 閉鎖的な“場” 『同調圧力』

犯罪者の親族へ非難が集まる。部活で先輩への服従を強いられる。会議で前向きな提案をして煙たがられる。ダークスーツを着て就職活動に臨む。 これらの現象は、日本社会にはびこる同調圧力の作用。 誰かが「こうし... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

ケレン味あふれる将棋ミステリ 『死神の棋譜』

とても現実とは思えない、常識では考えられない…そんな殺人事件が、現実的で常識的な決着を迎えるというのが、ミステリーのひとつの定形だろう。 本書は奥泉光による、将棋界を舞台にしたミステリー。 矢文で届け... 【続きを読む】
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