施設長の学び! 地域に認められ、受け入れられること 福祉作業所の施設長を務める私は、法人が運営するグループホームの管理者も兼務しています。こちらも役職名は施設長です。 グループホームに入居する人たちの支援にも、施設長として携わっています。 日常生活での... 【続きを読む】 2021.01.10 施設長の学び!現場の学び
天竺堂の本棚 地方都市での事件 新米刑事と挑む 『冬の狩人』 新宿警察署のベテラン刑事・佐江が活躍する、大沢在昌の“狩人シリーズ”。 今回は関東近隣の地方都市を舞台に、地元企業のスキャンダルに絡む事件へ、新米刑事と共に挑んでいく。 新聞連載だったせいか、一節(一... 【続きを読む】 2020.12.14 天竺堂の本棚小説
施設長の学び! 過去は変えられる…? 私はカウンセラーではないのですが、時おり、似た役割が求められます。 社会福祉士として行なう相談支援では、相手の悩みを聴いたり、何らかの助言をする局面があるのです。 そこで私は、相手の苦悩や迷い、悲哀に... 【続きを読む】 2020.11.17 施設長の学び!現場の学び
ノンフィクション 密教の天才 “物語”加えた伝記 『空海の風景』(上・下) 司馬遼太郎による空海の伝記。 ノンフィクションとエッセイと小説が合わさったような本。 1000年以上も前の人物なので、足跡や業績については史実と捏造と錯誤が混在してる模様。 そこで著者は、遠方を望む「... 【続きを読む】 2020.11.16 ノンフィクション天竺堂の本棚
天竺堂の本棚 青年コンビ活躍 連作時代劇 『きたきた捕物帖』 宮部みゆきの連作時代劇。 帯にあった「謎解き×怪異×人情」は実際そのとおりで、絶妙なブレンド具合でもって読ませます。 タイトルの「きたきた」が暗示してる、岡っ引き見習いだった朴訥な主人公・北一と、奇妙... 【続きを読む】 2020.11.11 天竺堂の本棚小説
天竺堂の本棚 主役より忙しい? 相棒役の著者 『メインテーマは殺人』 シャーロック・ホームズの友人・ワトソン博士とか、明智小五郎の助手・小林少年とか、バットマンの弟子・ロビンとか…。 彼ら“相棒”は意外と忙しい。 事件の謎に対して強引な憶測を展開し、物語の行方をミスリー... 【続きを読む】 2020.11.01 天竺堂の本棚小説
天竺堂の本棚 格差や分断生む 資本主義の問題 『日本列島回復論』 商品やサービスを提供する際、しばしば「差別化をしよう」とか言う。競合との差別化ができれば、値下げ競争におちいらずに済むから。 ところが、そのあたりに資本主義の大きな問題があると著者は述べる。 ライバル... 【続きを読む】 2020.10.27 天竺堂の本棚知識・教養
天竺堂の本棚 私たちの言動縛る 閉鎖的な“場” 『同調圧力』 犯罪者の親族へ非難が集まる。部活で先輩への服従を強いられる。会議で前向きな提案をして煙たがられる。ダークスーツを着て就職活動に臨む。 これらの現象は、日本社会にはびこる同調圧力の作用。 誰かが「こうし... 【続きを読む】 2020.10.16 天竺堂の本棚知識・教養
天竺堂の本棚 ケレン味あふれる将棋ミステリ 『死神の棋譜』 とても現実とは思えない、常識では考えられない…そんな殺人事件が、現実的で常識的な決着を迎えるというのが、ミステリーのひとつの定形だろう。 本書は奥泉光による、将棋界を舞台にしたミステリー。 矢文で届け... 【続きを読む】 2020.10.13 天竺堂の本棚小説