施設長の学び! サービス化・商品化の危うさ 『福祉と贈与』 重そうな荷物を担いでいるお年寄り。歩道橋の前で立ち往生している風情です。 すると、通りかかった若者が、歩道橋の向こうまで荷物を運んでくれました。お年寄りは若者の親切を喜ぶでしょう。お年寄りを手助けでき... 【続きを読む】 2014.04.30 施設長の学び!書籍の学び
天竺堂の本棚 無理難題さえ論じる 学者たちの“論芸” 『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』 大阪大学の学生たちによって企画・制作された本。 阪大の理系・文系の教員13人に、「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」について、それぞれの学問領域から論じさせてる。 工学の先生はドーナツの穴ギリギリま... 【続きを読む】 2014.04.15 天竺堂の本棚知識・教養
マンガ オトナ向けに アベンジャーズを再構成 『アルティメッツ』(1・2) 映画「アベンジャーズ」の元になったアメコミ。 従来のマーベル系コミックを、リアルなテイストで、オトナ向けに再構成してある。 アメリカの安全保障政策に組み込まれたスーパーヒーローたちが、異星人と戦った... 【続きを読む】 2014.04.13 マンガ天竺堂の本棚
施設長の学び! 果樹園のような経営を 「我が社は“果樹園経営”を目指しています」 中小企業家同友会の例会で聴いた、ある社長さんの言葉です。 この社長さんの会社は、住宅リフォームが事業の中心。果物とは関係ありません。 果樹園とは、経営のス... 【続きを読む】 2014.04.11 施設長の学び!研修の学び
マンガ 諸星大二郎の伝奇巨編 『西遊妖猿伝 大唐編』(1~10) 諸星大二郎のライフワーク的な伝奇巨編。 講談師による講釈というスタイル。 基になってる「西遊記」に比べ、やや史実に寄った物語。玄奘がインドを目指した唐の時代を、背景に取り入れてある。 大冒険活劇で... 【続きを読む】 2014.04.06 マンガ天竺堂の本棚
天竺堂の本棚 テロ組織との対決 抵抗勢力との暗闘 『機龍警察 未亡旅団』 『ワイルド7』と『パトレイバー』と『新宿鮫』と『ボトムズ』を混ぜ合わせ、今野敏あたりを振りかけたような近未来SF警察小説の第4弾。 国際的なテロ組織『黒い未亡人』との対決に、政府内にひそむ抵抗勢力と... 【続きを読む】 2014.04.01 天竺堂の本棚小説
天竺堂の本棚 高度成長時代の“負の遺産”が 『ペテロの葬列』 宮部みゆきの社会派ミステリ。 企業グループ会長の娘婿になった平凡な男が、非凡な事件に遭遇するというシリーズ(?)の3作目。 奇妙なバスジャック事件に巻き込まれたことから、高度成長時代の“負の遺産”み... 【続きを読む】 2014.03.29 天竺堂の本棚小説
天竺堂の本棚 伝奇に仕立てた竹取物語 『かがやく月の宮』 宇月原晴明による、竹取物語の“異聞”。 竹取翁の屋敷にいるという謎の美姫が、朝廷を大混乱におとしいれる。その様子を、求婚した公達や帝の側から描く。 大唐帝国との外交問題や、著者お得意の“中近東から... 【続きを読む】 2014.03.22 天竺堂の本棚小説
施設長の学び! 利用者を“トロフィー”にしない 以前に書いた『利用者を“オトナ”にしない』の続きです。 研修の講師が、福祉作業所に勤務していたころの話。 ある利用者さんの支援について、職員Aが「この人の支援がスムーズにできるのは自分だけだ」などと... 【続きを読む】 2014.03.19 施設長の学び!研修の学び