天竺堂の本棚 駆け引きと妥協 国連の実際を紹介 『国際社会で働く』 国連について、元外務官僚が紹介してる本。 第二次大戦の後、戦勝国主導で組織された国際連合。 平和を謳ってはいるものの、実際に優先されるのは加盟各国の“国益”。大国と小国の利害が絡み合い、駆け引きと妥協... 【続きを読む】 2014.11.11 天竺堂の本棚知識・教養
天竺堂の本棚 世界史のスーパースター ドラマチックな武勇伝 『ユリウス・カエサル ルビコン以前』(上・中・下) 西洋古代史のスーパースター、ユリウス・カエサルの活躍をつづったパート。紀元前100年ごろ。 若いころは、モテモテのプレイボーイにして、巨額の借金を背負ってしまったりもするゴーカイさんだったらしい。 元... 【続きを読む】 2014.10.20 天竺堂の本棚小説
天竺堂の本棚 少年探偵団の前に“神様”登場 『さよなら神様』 麻耶雄嵩の連作ミステリ。 殺人事件の謎に挑む少年探偵団の話。なんだけど、そこに“神様”が絡んでくるところがミソ。 神様は普通の小学生の姿をしてる。退屈を紛らわせるため、あえて人間世界で暮らしてるそうな... 【続きを読む】 2014.10.14 天竺堂の本棚小説
施設長の学び! アセスメントは支援の前提 県の発達障害者支援センターから職員さんをお招きし、施設で研修を行なった時のこと。 プロジェクターが投影するパワーポイントの画面に、英文がビッシリと浮かび上がりました。 「これは、ある作業の手順書です。... 【続きを読む】 2014.10.06 施設長の学び!研修の学び
天竺堂の本棚 新宿さまよう“狩人” 渋いヒーロー像 『雨の狩人』 大沢在昌の刑事モノ。新聞連載だったらしい。 新宿署では生活安全課の鮫島が有名だけど、本書の主人公は組織暴力対策課の一匹狼・佐江。 こっちの“狩人シリーズ”も人気がある模様。 新宿の土地開発に絡む、広域... 【続きを読む】 2014.09.29 天竺堂の本棚小説
ビジネス 楽しい“商売” 無理なく続けるために 『小商いのはじめかた』 無理をしない範囲で“商売”を行なってる、全国の事例を紹介した本。 焼き芋の販売と、モバイル屋台を作るワークショップを両立させてる店舗デザイナー。全国を旅しながら、公園や道端で店を開く古書店。ケーキを積... 【続きを読む】 2014.09.26 ビジネス天竺堂の本棚
施設長の学び! 仕事のやりがいを支える“土台” 出入りが激しいと言われる、福祉の業界。 私自身、思いがけない職員の退職に直面し、経営者として人材採用に追われた経験があります。 「あんなに意欲が高かったのに、なぜ…?」「利用者さんみんなから慕われてい... 【続きを読む】 2014.09.25 施設長の学び!考え・気付き
天竺堂の本棚 急速に進む 人口減少と一極集中 『地方消滅』 政策提言機関「日本創成会議」の人口問題検討分科会による、検討結果や議論などをまとめた本。 日本では、地方から首都圏への若年層の流入と、社会の晩婚化・晩産化に伴う出生率低下で、人口減少が急速に進んでるそ... 【続きを読む】 2014.09.17 天竺堂の本棚知識・教養
マンガ 冒険と成長 王道的な少年マンガ 『鋼の錬金術師』(1~18) 若き錬金術師兄弟の、冒険と成長の物語。 登場人物たちの造形が、脇役から悪役までしっかりとしていて魅力的。 物語の展開も意外性があって巧いし、“着地”も結構キッチリ決まってる。 何より、根底に善良で純粋... 【続きを読む】 2014.09.16 マンガ天竺堂の本棚