毎日の行動や予定の管理。近ごろはスマートフォンを駆使している人も多いようですが。私は長年、手帳を愛用しています。憶えておくべきことや、忘れたくないことは、すべて手帳に書き込みます。
先ほど「愛用」と書きましたが、製品や記入方法などは、これまでに何度も“乗り換え”てきました。長年の試行錯誤は、もはや数え切れません。
いろんな手帳やノートに手を出しました。付箋を導入したり、文字を色分けしたこともありました。
ここ数年は、“乗り換え”がなくなっています。自分なりのスタイルを、ようやく見出だせたのかも知れません。
私が何を使い、どう書いているのか、以下にまとめてみました。
タスクやスケジュールを管理する手帳は、A6判のものを1日1ページで使用。
製品としては、高橋書店のポケットダイアリーNo.8、1月始まりを選んでいます。
独自に設けているルールも
記入方法は「バレットジャーナル」という手帳術の応用です。
行なうべき作業や、入っている予定などを箇条書きにし、クリアできたらバツ印を上書きします。その日にクリアできなかった用件は、斜線を引いて、翌日あるいはそれ以降のページに転記します。
独自に設けているルールもあります。
公的な用件も、私的な用件も、一緒にリスト化すること。シャンプーが切れていたことが気にかかり、仕事がはかどらない…そのようなことが、しばしば私にはあるため、あえて公私は分けません。
次に、すべて黒色のボールペンで記入すること。用件を色分けすると、書いたり見たりする時、いちいち「この色は何だったかな?」と考えなければならず、それが私のストレスになるのです。
そして、書いた文字は消さないこと。消去して構わない用件であっても、代わりに斜線を上書きしておけば、記入したことが記録として残ります。
さらにもうひとつ。箇条書きに入れていなくても、クリアした用件があれば書き込むこと。
見返した時、「この日はこんなに多くの用件が果たせたのだ」と前向きに捉えられ、精神的に良い効果がもたらされます。このような心情、私だけなのかどうかは分かりませんが。
手帳による行動管理のスタイルが定着し、日々の能率が少しだけ上がった気がします。
とは言え、手帳を開くたび、書き込むたびに、汚い文字にゲンナリ。自分の悪筆、これだけは何とかしたいところです…。