天竺堂の本棚小説

遠大すぎるロマン SF大作の開幕編 『三体』

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『三体』

 ノーベル賞を受賞した日本の科学者たちは、みんな口ぐちに基礎研究の大切さを力説してる。
 ネットの端々で「今日のコンピューターは今より1世紀ほど前に行われた数学の基礎研究なしには成立し得ないが、当時はその数学の実用的応用が知られていなかった」なんて記述が目に付いたりもする。

 そんな基礎研究を妨害することで、敵国を弱体化させる…みたいな戦略って、どうなんだろう?
 成り立つのかも知れない。あまりに遠大すぎて、即効性は無さそうにも思えるけど。
 とは言え、その遠大なところにロマンを覚えたりもするぞ。

 それにしても、中国の人たちって、やっぱ思考の根底に「いざとなれば人海戦術!」「みんなでやれば何でもできる!」みたいなメンタリティがあるのかなぁ…なんてことを、読みながら思いました♪

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