天竺堂の本棚知識・教養

時代を、社会を、自分を語る書評 『打ちのめされるようなすごい本』

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『打ちのめされるようなすごい本』

 米原万里の書評集。
 前半が週刊誌の連載コラム、後半は新聞や雑誌への寄稿文。

 ロシア語の同時通訳で活躍した著者だけに、旧ソ連や東欧に関するノンフィクションを数多く紹介。知らない本ばかりなので、かえって新鮮です。

 個人的なシュミに走ってる本(犬猫の本とか)もチラホラ。
 がんで死去する前年あたりの書評は、アヤシゲな“がん治療本”にも手を出してたりして、いささか痛々しい。

 そんな偏りも含め、本を語ることで時代を語り、社会を語り、自分を語る…書評という表現の奥深さを味わえます♪

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