施設長の学び!

お勧め(?)記事まとめ

このブログでは、障害のある人たちがかよう福祉作業所の施設長が、学んだことや考えたことなどを書き連ねています。  今回は、比較的アクセスを多く集めている記事や、みなさんの関心が高かったように思われる記事... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

軽妙な短編集 “チャンプ本”の思い出も 『バールのようなもの』

清水義範の短編小説集。  エッセイ風あり、パスティーシュ(文体模倣)あり、人間観察に基づいた業界裏話(?)あり、どれも軽妙な12編。  表題作は、テレビや新聞の事件報道にしばしば登場する「バールのよう... 【続きを読む】
マンガ

危機と闘い ホコロビ上回る勢いが 『ジョジョの奇妙な冒険7 スティール・ボール・ラン』(1~24)

全巻を一気読みすると、未回収なままの伏線とか、登場人物の扱いの変化とか、細部の不自然さとか、コジツケ気味の理屈とか、そんなところに気が付いてしまう。  けれど、たくさんの不出来を補って余りある、物語の... 【続きを読む】
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施設長の学び!

正答の無い支援を考え続ける

知的障害のある60歳代の男性が、支援者の同伴で、自分のお金で自分の服を買いにショッピングセンターを訪れました。 この男性は、好きなアニメーションのキャラクターが大きくプリントされた服ばかり買いたがるそ... 【続きを読む】
マンガ

若き乱蔵が台湾へ 描き手の“愛情”全編に 『闇狩り師 キマイラ天龍変』

夢枕獏の2大伝奇シリーズ『闇狩り師』『キマイラ』の外伝的マンガ。 青年時代の九十九乱蔵は、台湾でキマイラと闘ったことがある…というエピソードを膨らませた意欲作。  キマイラの造形とか、チャクラの働きを... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

ユニークな視点や枠組み 言語化も巧みな評論集 『街場の憂国論』

内田樹の評論集。 日本が抱える諸問題を、ユニークな視点や枠組みで捉える。グローバル化やリバタリアンには批判的。  農業でも何でも国際競争力をつけるために生産性を上げようとすれば、人件費の削減は避けられ... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

読み込める魅力 祝祭日にちなむ短編集 『ジーン・ウルフの記念日の本』

アメリカの祝祭日にちなんで編まれた18の短編集。  いささか奇妙な物語が“前景”にあって、同時に“後景”では重要な何かが進行してる…というウルフならではの話が多いんだけど、本書は比較的読みやすい部類か... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

ミステリ作家の機知 学生との問答集 『臨機応答・変問自在』

ミステリ作家の森博嗣による、ユニークな問答集。  名古屋大工学部の助教授だったころ、授業の一環として学生たちから質問を募り、これらにいちいち回答してたそうな。 その中から、読み物として楽しめる問答を抜... 【続きを読む】
施設長の学び!

ノーマライゼーションを実践へ 『ソーシャルロールバロリゼーション入門』

現代の福祉において、基盤とされる考え方のひとつ「ノーマライゼーション」。おおむね「障害のある人でも地域で普通に暮らせるよう、環境整備を進めること」を指すようです。 しかし、北欧発のノーマライゼーション... 【続きを読む】
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