古今東西の詩作31篇を集めたアンソロジー。「孤独をみがく」がコンセプトらしい。
飯島耕一「セザンヌ夫人」とか石原吉郎「霧のなかに犬」とか、みずみずしい表現にハッとさせられたり、若かったころの感情を呼び覚まされたり。
有名な宮沢賢治「春と修羅」や中原中也「サーカス」もあるし、個人的にずっと頭から離れない三好達治「雪」も入ってる。
編者のコメントに加え、詩人紹介やブックガイドが充実していて、他の詩集にも手を出してみたくなるぞ。
放課後とは縁遠くなってしまったけど、一日の仕事を終えた後で読むのであれば許してもらえそうな気がする詩集です♪