ノンフィクション

イタリア在住の日本人ジャーナリストによるノンフィクション。　トスカーナ州の山奥にある「モンテレッジオ」は、本の行商人たちの村だった。…という話を、ベネツィアの古書店で小耳にはさんだ著者。　実際にモンテ... 【続きを読む】

近年メジャー化しつつある“ペット葬”などについて取材した本。　著者は新聞記者や雑誌編集者を経て、実家の寺（浄土宗）を継ぐため仏門に入ったという人物。　現代ではペットの地位が“家族の一員”に昇格し、人間... 【続きを読む】

お笑いコンビ「髭男爵」のツッコミ役・山田ルイ53世が、世間に“一発屋”として認知されてる芸人たちを取材したルポルタージュ。　著者自身が一発屋だけに、毀誉褒貶を味わい尽くした者同士だからこそ訊けること、... 【続きを読む】

政治思想史の研究者が、子供時代のつらい記憶と向き合った、異色のノンフィクション。　1970年代。首都圏郊外のマンモス団地に住む、公立小学校の児童だった著者は、赴任してきた若手教師が持ち込んだ教育手法に... 【続きを読む】

東京藝術大学についてのルポルタージュ。　著者は作家で、妻が現役の藝大生であることが、執筆の動機になったそうな。　学内のさまざまな学部を見て回りながら、“学業”に励んでる学生たちにインタビュー。　奇妙と... 【続きを読む】

劇作家の鴻上尚史によるルポルタージュ。　第二次大戦末期、日本陸軍の特攻兵として爆撃機で９回出撃し、生還したパイロットがいた。　そのことに興味を抱いてた著者が、当人が存命と知って所在を探し当て、インタビ... 【続きを読む】

選挙において「泡沫候補」と揶揄される人びとに密着した、ユニークなルポルタージュ。　著者は「無頼派独立候補」との呼称を用い、ジャーナリストとして一定の距離を保ちながらも、個々の人柄や主張などを丁寧に取材... 【続きを読む】

精神科医フランコ・バザーリアの評伝。　1978年、イタリアにおいて世界初の精神科病院廃絶法「180号法」を成立させた、その立役者として有名な人物。　監獄さながらの劣悪な施設に隔離・収容されてた患者たち... 【続きを読む】

2016年７月に起きた相模原障害者殺傷事件での、朝日新聞取材班による報道などがまとめられた本。　この凶行が社会にどんな影響を及ぼしたのか、何が浮き彫りになったのか、いろんな方面に取材してあって興味深い... 【続きを読む】