施設長の学び!

フリカケの“流儀”から見えること

障害福祉分野で働いている私ですが。 異なる分野の福祉専門職から、学びや気付きを得ることも少なくありません。  先日、社会福祉士会の研修で、児童養護施設の職員さんとご一緒する機会がありました。 その人は... 【続きを読む】
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ラジオを通じ 交錯する人生 『すべての見えない光』

どこか遠くから電波に乗って飛来する声や音楽を、雑音の中からすくい取るラジオ。ツマミをいじってると、ノイズが突然、耳慣れない異国語の歌に変わってビックリしたりして。このIT社会では古くさいのかも知れない... 【続きを読む】
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オトコの願望 実現してくれる探偵 『プレイバック』

こちらを見下そうとしてくる尊大な相手を、鋭い皮肉でヤリ込めたい。 拳銃を突き付けられたら、「あくびが出そうだ」と余裕カマしたい。 大金の小切手をチラつかせられても、無関心っぽく振る舞いたい。 損得抜き... 【続きを読む】
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借金取り立てSF!? ブッ飛んだホラ話 『スペース金融道』

SF版『ナニワ金融道』みたいな、宮内悠介の異色作。  遠未来の植民惑星「二番街」を舞台に、「バクテリアだろうとエイリアンだろうと、返済さえしてくれるなら融資をする」という方針の惑星間企業「新生金融」の... 【続きを読む】
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明治の書舗で “本”めぐるサスペンス 『書楼弔堂 炎昼』

京極夏彦のオムニバス短編シリーズ第2弾。  本が好きな人が、本が好きな人へ向けて書いてるような物語。 本とは何なのか? 本を読むことで何が得られるのか? …そんなモロモロが、物語に織り込まれてる感じ。... 【続きを読む】
施設長の学び!

“アート”にまつわるジレンマ

障害者によるアート作品の商品化を手がけている人物と、お話しする機会がありました。 その人の本職はデザイナー。ディレクター的な立場で、福祉作業所で見付けたユニークなイラストなどを、ポスターやアクセサリー... 【続きを読む】
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「大菩薩峠」をリブート 夢枕版のチャンバラ 『ヤマンタカ』

夢枕獏による、中里介山『大菩薩峠』のリブート作。  主人公は、新選組副長の土方歳三。京都に出立する以前、薬の行商人をしていたころ。 自分の若さを持て余してる歳三が、「音無しの構え」を使う魔剣士・机龍之... 【続きを読む】
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ピアニストの登竜門 4人の挑戦描く 『蜜蜂と遠雷』

恩田陸の音楽小説(?)。  ピアニストの登竜門として知られる国際コンクールが舞台。異なる立場、異なる思惑、異なる才能を持ったコンテスタント男女4人、それぞれの挑戦を描く。  ピアノが奏でる楽曲を文章で... 【続きを読む】
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怪異と不条理の奇譚集  『夜行』

森見登美彦のオムニバス的な奇譚集。  10年ぶりに集まった5人の男女が、奇妙な体験を語り合う。 エピソードは多様だけど、失踪した女友達や、夭逝した銅版画家による連作「夜行」など、共通の背景がある。  ... 【続きを読む】
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