ノンフィクション

情熱燃やす4年間 部活を密着取材 『東京大学応援部物語』

最相葉月のノンフィクション。 応援部員たちに密着取材し、セイシュンの悲喜こもごもを活写してる。  勉学優先だった学生ばかりの東大では、応援対象である運動部は弱く、試合では負けてばかり。それでもなお応援... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

偶然や気まぐれも 研究者それぞれ 『生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか』

ノンフィクション作家の最相葉月による、東京工業大学での講義録。  打ち込むべき研究テーマの選び方について、先達に学ぼうという狙い。物故者の業績を紹介するだけでなく、現役の研究者を招いて語ってもらう趣向... 【続きを読む】
ノンフィクション

熊本県のゆるキャラ 人気の舞台裏 『くまモンの秘密』

国内外で人気を博してる、熊本県のゆるキャラ「くまモン」。 それを裏方として支える県職員たちの、苦労話などがつづられた本。  くまモンの企画を手掛けた小山薫堂に、県職員の1人が贈った、手作りの私家本が元... 【続きを読む】
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天竺堂の本棚

植民惑星での動乱 大河SFの開幕編 『天冥の標1 メニー・メニー・シープ』(上・下)

小川一水による大河SFの開幕編。  時は29世紀。植民惑星で起きた、圧制者とレジスタンスの激突を描く。 ところが、そんな革命や動乱という“前景”をよそに、もっと重大で深刻そうな事態が、どこか背後で進展... 【続きを読む】
施設長の学び!

見た目を積極的にほめる

“ほめる”行為の大切さは、もはや言うまでもないでしょう。 これまで、当ブログでは「“ほめる”を伝えるために」「ほめ上手を目指して」「伝えるべきは“承認”」などの記事を通して、ほめることについて考えてき... 【続きを読む】
ビジネス

必要なのは自分独自の価値基準 『マーケット感覚を身につけよう』

あらゆるモノゴトには個別の価値があり、さまざまな条件下・状況下で交換されてる。こんな世の中を渡っていくために「価値を認識する能力(売れるものに気付く能力)」を身に着けよう…と主張してる本。  自分独自... 【続きを読む】
施設長の学び!

“受け皿”としてのB型

「就労継続支援B型事業所の存在意義とは?」などと考えることがあります。 高尚な思索などではありません。B型事業所の管理者として、障害者福祉におけるB型の“必要性”のようなものを見出しておきたいのです。... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

資源の適正配分へ 効率と衡平の両立を 『幸せのための経済学』

中高生向けに書かれた、経済学の入門書。  限りある資源を適正に配分することで、幸福な社会の実現を目指す学問が経済学。そのためにクリアすべき課題が「効率」と「衡平」だと。  ちょっと耳慣れない衡平とは、... 【続きを読む】
ノンフィクション

有名・無名の職人たち 白洲正子が認めた“一流” 『日本のたくみ』

白洲正子による、工芸職人へのルポルタージュ。元は『藝術新潮』の連載だったらしい。  染織や木工、陶芸などの分野で、高い技術を発揮し、確かな実績を残してる人材を紹介。 有名な巨匠もいれば、無名の才人もい... 【続きを読む】
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