天竺堂の本棚 信者らの宗教観 “濃い/薄い”で説明 『教養としての宗教入門』 宗教研究者が世界各地の宗教を紹介した本。 メジャーな8つの宗教の、それぞれの成り立ちや教義などを分かりやすく解説。 宗教観を“濃い/薄い”で説明してるところが特徴。 信者と見なされる人々でも、宗教由来... 【続きを読む】 2015.02.03 天竺堂の本棚知識・教養
施設長の学び! 人口減少社会と障害者福祉 経営者団体の会合に参加した時のこと。 自治体から招かれた商工業関係部局の部長が、地元の経済・産業界を取り巻く状況についての講演を行ないました。 少子高齢化、労働人口の減少、若者たちの流出、新規採用者の... 【続きを読む】 2015.02.02 施設長の学び!考え・気付き
マンガ 逃げても流されても 今を肯定できている 『銀の匙』(1~15) 偉人は「大志を抱け」と煽り、歌手は「夢をあきらめないで」と促し、アニメは「思い込んだら試練の道を」と決め付ける。 世間には“将来の目標を早期に定め、一途に前向きに努力して達成する”ことを最上とする、い... 【続きを読む】 2015.01.23 マンガ天竺堂の本棚
施設長の学び! 体験を作業改善に活かす ある研修会で、発達障害者の身体感覚を体験するワークを行ないました。私たち参加者は、軍手を3枚重ねで両手にはめ、ひとつの小さな穴からしか外が見られない特殊なゴーグルを装着。 人工的に“不器用”で“視野狭... 【続きを読む】 2015.01.20 施設長の学び!研修の学び
天竺堂の本棚 理想と現実 主張ぶつけ論議 『闘うための哲学書』 小川仁志と萱野稔人、哲学者2人の対談集。「愛するとは何か?」「戦争はなくせるのか?」などのテーマに沿い、哲学分野の名著を紹介した本でもある。 哲学カフェなどを通して市民と語らう、理想主義の小川。時事問... 【続きを読む】 2015.01.13 天竺堂の本棚知識・教養
天竺堂の本棚 伝染病と謀略 骨太な異世界譚 『鹿の王』(上・下) 上橋菜穂子のファンタジー巨編。 中世の中央アジアっぽい異世界が舞台。 強大な帝国に敗れたレジスタンスの生き残りが、征服者による植民地化が進む土地で、奇怪な伝染病が絡んだ謀略に巻き込まれる。 読み応えの... 【続きを読む】 2015.01.06 天竺堂の本棚小説
天竺堂の本棚 東北の山奥に “怪獣”現れる時代劇 『荒神』 宮部みゆきの伝奇時代劇。 東北の山奥に巨大UMA(未確認生物)が出現し、村人や武士を襲うという。 オドロキの“怪獣モノ”です。 小藩同士の確執やら、藩内での暗闘やら、ドロドロとした人間模様も絡んでくる... 【続きを読む】 2014.12.31 天竺堂の本棚小説
施設長の学び! 技能の先にあるものを問う 福祉作業所での支援の一環として、支援者が利用者さんに技術的な指導を行なうことがあります。 例えば、包丁を使って果物の皮をむく。例えば、厚紙を折り曲げて箱形に組み立てる。 手順をスモールステップに分解し... 【続きを読む】 2014.12.18 施設長の学び!研修の学び
天竺堂の本棚 ペット溺愛する飼い主たち考察 『イヌネコにしか心を開けない人たち』 ペットを溺愛する人びとが増えてる現状を、香山リカが考察した本。 ちなみに著者自身、イヌもネコも飼っており、ペットロスの経験もあるそうな。 社会の“ペット観”は変化してる模様。 従来の飼い主は、人間へ向... 【続きを読む】 2014.12.08 天竺堂の本棚知識・教養