マンガ

科学者たちの素顔 学生寮舞台に描く 『ドミトリーともきんす』

高野文子による科学(?)マンガ。 架空の学生寮「ともきんす」に入居する学生たちの暮らしを通して、科学者5人(朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹、ジョージ・ガモフ)が書いた啓蒙書や随筆を紹介す... 【続きを読む】
ビジネス

新宿のオアシス 名店「ベルク」の舞台裏 『食の職』

新宿にある小さな飲食店「ベルク」の、副店長による本。「新宿のオアシス」なんて呼ばれる人気店らしいぞ。 経営を支えるスタッフや職人たちへ取材し、職場への愛着とか、任されてる仕事への責任感、こだわりなどを... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

やっぱカッコいい 探偵マーロウ 『高い窓』

射殺体を前にして冷静に立ち回る。 警官を相手に信頼関係を説く。 乱暴そうな酔っぱらいを茶化してのける。 コワモテなクラブオーナーの事務所で減らず口を叩く。 金持ちの依頼人に対して不遜な態度を崩さない。... 【続きを読む】
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天竺堂の本棚

思想や価値観 歴史から俯瞰 『17歳のための世界と日本の見方』

松岡正剛による、大学生向けの講義をまとめた本。 日本や世界の歴史を俯瞰しながら、物語や言語の発生、宗教の成り立ち、文化の相互作用…などなどを、平易な言葉で解説。 現代に生きる私たちにも影響を及ぼす、思... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

D機関の諜報戦 史実に虚しさも 『ラスト・ワルツ』

第二次大戦前夜に世界各国で暗躍していた、日本軍のスパイ養成機関「D機関」を描くシリーズの中編集。これが最終巻かも。 超一流スパイであるD機関メンバーから見ると、他の登場人物たちは、騙したり利用したりす... 【続きを読む】
施設長の学び!

“生きづらさ”をイメージする(2)

以前に書いた『“生きづらさ”をイメージする』の続きです。 私が聴いた、ある小児科医の講演。発達障害がもたらす困難さについて、ユニークで分かりやすい説明がなされました。 「発達障害の本質は、能力のアンバ... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

“良い教育”とは? 哲学から模索 『教育の力』

教育哲学の研究者が、学校教育の在り方について提言してる本。 自由を手に入れる力を与えるものが教育であり、互いの自由を承認し合うことを学ぶ場が学校である…というのが、著者の持論。 その考えを基に、良い教... 【続きを読む】
施設長の学び!

“生きづらさ”をイメージする

発達障害のある人たちが直面する“生きづらさ”。 これを自分のことのようにイメージすることは、支援者であっても難しいかも知れません。障害特性が比較的分かりにくいからです。 先日、発達障害に詳しい小児科医... 【続きを読む】
ノンフィクション

内戦の東アフリカ 体当たりの探訪記 『謎の独立国家 ソマリランド』

アフリカ東端にあるソマリアや、そこから非公式に独立したソマリランドなどの探訪記。 激しい内戦が続く“リアル北斗の拳”なソマリアにあって、ソマリランドでは人々が武器を捨てて民主主義政権を樹立したらしい。... 【続きを読む】
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