ビジネス

イルカが伝授 コミュニケーションの極意 『伝わっているか?』

ベテランのコピーライターが、コミュニケーションの効果的な手法をまとめてる本。  自分のエゴを押し出して「伝える」のではなく、相手へ無理なく自然に「伝わる」ことを目指すべし。…こんな方針でもって、こちら... 【続きを読む】
施設長の学び!

どのような人を相手にしているのか

理髪店なりヘアサロンなりに、頭髪が伸びほうだいというお客が来ました。 店の理容師は、内心「これは手ごわそうだぞ」と思うかも知れません。ですが、「ボサボサ頭は迷惑なんだよね」などと愚痴をこぼすようなこと... 【続きを読む】
ノンフィクション

社会現象に困惑 確信犯的ルポルタージュ 『トラウマの国 ニッポン』

高橋秀実による、ユニークなルポルタージュ。  マスコミが報道する予定調和や、行政が掲げる理想像、世間のトレンド、社会通念などなど、現代日本における12の事例について、著者が「実際どうなの?」と取材した... 【続きを読む】
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天竺堂の本棚

名将と智将が激突 軍記モノとして面白い 『ローマ人の物語:ハンニバル戦記』(上・中・下)

紀元前3世紀、イタリア半島の新興国ローマと、北アフリカの大国カルタゴが激突した「ポエニ戦役」の話。  シチリア島の支配をめぐって第一次ポエニ戦役が勃発。これはローマに有利な講和が成立し、カルタゴは西地... 【続きを読む】
エッセイ

ユルい紀行エッセイ 読ませる“芸”と“業” 『日本全国津々うりゃうりゃ』

宮田珠己の紀行(?)エッセイ集。  珍しいとまでは言えないけれど、誰もが知ってるというほどでもない。…全国のビミョーな土地を訪れ、ユニークな視点でもって観察してる。  行間に何ともユルい空気が漂う。良... 【続きを読む】
施設長の学び!

混沌とした社会で生きるために

数年前、ウチの職員たちを施設見学に出したことがあります。 そこは発達障害児の支援に特化した療育施設で、高度な専門的知識に裏付けられた構造化の取り組みが行なわれているのです。  果たして、大きな刺激と学... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

緻密なミステリ どんでん返しに驚嘆 『秘密』(上・下)

ケイト・モートンの長編ミステリ。  主人公は少女時代、片田舎の実家で暮らしてたころ、不審な男を母親が刺殺する場面を偶然目撃してしまう。 長じて国民的大女優となった主人公は、死の床にある母親を前に、うや... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

「ダイバーシティ」で国力増大へ 『ローマ人の物語:ローマは一日にして成らず』(上・下)

塩野七生の歴史文学(主観や想像が多いことなどから、歴史書ではないらしい)。 文庫版全43巻の1、2巻。紀元前753年のローマ建国と、7代続いた王政、その後の共和制まで。  弱小国家だったローマは、周辺... 【続きを読む】
マンガ

幕末ギャグマンガ シュールな志士たち  『サカモト』

山科けいすけの4コマ時代ギャグマンガ。  舞台は幕末。主人公は坂本龍馬。 幕藩体制を逸脱する行動力を見せた龍馬だけに、誰とどう絡んでも違和感がない。  絡む相手は、サツマイモ原理主義者の西郷吉之助、モ... 【続きを読む】
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